小原屋村(読み)おはらやむら

日本歴史地名大系 「小原屋村」の解説

小原屋村
おはらやむら

[現在地名]大山町小原屋

常願寺川扇頂部に近く、東は東荒屋ひがしあらや村、西は田畠たばたけ村、南は花崎はなさき村、北は馬瀬口ませぐち村・善名ぜんな村。文禄三年(一五九四)前田利長が鷹狩の途中、三室みむろ八ヶ村に常願寺川簗御印(前田家文書)を下している。「八ケ」とは荒屋あらや・小原屋・花崎・田畠・善名・上馬瀬口・下馬瀬口・下番しものばんの八ヵ村で、居百姓・懸作に常願寺川の鮭鱒漁業権を認めた。加賀藩領から万治三年(一六六〇)以後富山藩領。正保郷帳の高一一八石余、田方七町二反余・畑方六反。明暦二年(一六五六)の村御印の草高二七三石、免三ツ二歩、小物成は山役一九匁・鮎川役六匁(村々御印物等書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む