小夜嵐(読み)サヨアラシ

デジタル大辞泉 「小夜嵐」の意味・読み・例文・類語

さよ‐あらし【小夜嵐】

夜の嵐。よあらし。

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精選版 日本国語大辞典 「小夜嵐」の意味・読み・例文・類語

さよ‐あらし【小夜嵐】

  1. 〘 名詞 〙 夜吹き荒れる嵐。夜嵐小夜のあらし。
    1. [初出の実例]「しなかはりたるうきわざにをとづれとてはさよあらし」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)二)

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世界大百科事典(旧版)内の小夜嵐の言及

【嵐三右衛門】より

…(1)初世(1635‐90∥寛永12‐元禄3) 立役。丸小三右衛門と称して舞台を踏み,寛文頃《小夜嵐(さよあらし)》という狂言で当りをとって嵐と改姓。1674年(延宝2)または75年に上京,以後京坂で座本をつとめて活躍。…

※「小夜嵐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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