デジタル大辞泉 「小夜」の意味・読み・例文・類語 さ‐よ【▽小夜】 《「さ」は接頭語》よる。よ。「小夜時雨しぐれ」「小夜千鳥」[類語]夜・夜よ・夜よさり・宵よい・晩・暮夜ぼや・夜間・夜中やちゅう・夜分やぶん・夜陰やいん・夜半よわ・夜中よなか・夜半やはん・ナイト 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「小夜」の意味・読み・例文・類語 こ‐よる【小夜】 〘 名詞 〙 ( 「よる」は「よるのもの(夜物)」の略 ) 小さい夜着。小夜の物。小夜着(こよぎ)。[初出の実例]「衣桁(いかう)に十二の袖を懸(かけ)、こよる山をかさね、小蒲団(こぶとん)錦の峯のごとし」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)八) さ‐よ【小夜】 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語 ) よ。夜(よる)。[初出の実例]「他国(ひとくに)によばひに行きて大刀が緒もいまだ解かねば左夜(サよ)そ明けにける」(出典:万葉集(8C後)一二・二九〇六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例