夜嵐(読み)ヨアラシ

精選版 日本国語大辞典 「夜嵐」の意味・読み・例文・類語

よ‐あらし【夜嵐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜に吹く嵐。さよあらし。
    1. [初出の実例]「秋は、月の前にくもらぬ時雨の夜あらしに、あけゆく雲のうき枕」(出典:曾我物語(南北朝頃)四)
  3. ( 「嵐」を「荒らし」に掛けて ) 夜、盗みを働くこと。また、その者。夜盗
    1. [初出の実例]「瓜茄子盗む夜嵐(ヨアラシ)より、こはい目附きの奴どの」(出典歌舞伎彩入御伽草(1808)辻堂の場)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む