小手三寸(読み)こてさんずん

精選版 日本国語大辞典 「小手三寸」の意味・読み・例文・類語

こて‐さんずん【小手三寸】

  1. 〘 名詞 〙 小手先の内、三寸(約一〇センチメートル)ほどの間。小手先三寸ばかり。また、小手先で仕上げるほど簡単なこと。
    1. [初出の実例]「侍達飛びかかり、小手三寸に搦(から)めたり」(出典浄瑠璃・念仏往生記(1687頃)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android