日本歴史地名大系 「小日比野村」の解説 小日比野村こひびのむら 愛知県:一宮市小日比野村[現在地名]一宮市浅井(あざい)町小日比野(こひびの)西は大日比野(おおひびの)村、南は河端(こうばた)村に接する。猿投神社本「本朝文粋」巻二紙背文書にみえる正安(一二九九―一三〇二)頃の熱田社領国衙方押妨注文案に「小比々野」とみえる。天正一八年(一五九〇)八月の神明社棟札銘に「葉栗郡小日比野村尾関五郎兵衛吉久」とある。天保村絵図によると概高一三九石余は藩士四人の給知、田一反余・畑二〇町余、ほかに蔵入地として新田分一八石余があり、さらに見取場の蔵入分六町八反余の村である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by