精選版 日本国語大辞典 「小暗」の意味・読み・例文・類語
お‐ぐら・い を‥【小暗】
〘形口〙 をぐら・し 〘形ク〙 (「お」は接頭語) まっくらである。また、うすぐらい。ほのぐらい。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)八「暗(おぐら)き夜分には、世間幽冥にして都で見ゆる所无くして」
おぐら‐さ
〘名〙
こ‐ぐら・い【小暗】
〘形口〙 こぐら・し 〘形ク〙 (「こ」は接頭語) やや暗い。いくらか暗い。うす暗い。どことなく暗い。おぐらい。
※蜻蛉(974頃)中「こくらくなりぬれば、鵜舟どん、かがり火さしともしつつ」
こぐら‐さ
〘名〙
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