小木迫村(読み)おぎさくむら

日本歴史地名大系 「小木迫村」の解説

小木迫村
おぎさくむら

[現在地名]原町市小木おぎさく

たか村の枝郷で、東は堤谷つつみがい村。「奥相志」に「旧くは荻迫に作る」と記される。明暦二年(一六五六)高村から分村(相馬藩政史)。天保郷帳では高村に「古者 高村・小木迫村・町田新田三ケ村」と注記される。永仁二年(一二九四)八月二二日の関東下知状(相馬文書)によると、相馬胤村の遺領である「萩迫」が高村とともに九男胤門に安堵されているが、これは荻迫の誤記であろう。明暦二年の高九七石余(相馬藩政史)元禄郷帳では高村枝郷と注記され、高一八五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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