中世には
ほぼ東流する
永仁二年(一二九四)八月二二日の関東下知状(相馬文書)によると、相馬胤村の遺領である「陸奥国高村并萩迫」が九男胤門に安堵された。同年の相馬氏配分系図(同文書)では、胤村の遺領のうち九町九段一合が胤門およびその養子重胤(胤門の兄彦次郎師胤の実子)に配分されている。年月日未詳の相馬胤村譲状(同文書)では、後家分の
筑後川支流の大刀洗川上流域、
東は羽州街道に沿って南から
天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字に「
正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎郡に高二〇三石、うち田方一八四・四八石とある。天和四年(一六八四)の書上帳の絵図に高日村とあり、家数二一、うち一一軒本村屋敷、二軒同裏屋、六軒支村屋敷、二軒同裏屋とあり、支村として十二川原・すずき沼・
緑川にほど近い平野部に位置し、周辺は
江戸時代の松本藩領麻績組の村で、
村の西に松本藩の高村番所があった。「信府統記」に「高村番所、切米二十俵番人高野茂兵衛 一当番所往還諸色改等ハ、右口々番所同断、番所修覆ハ茅葺ノカヤ・柵木・門柱ハ麻績拾ケ村ヨリ出ス、此外城主ヨリ修覆ス、一番所六間ニ三間茅葺、番所道具、一鉄砲三挺、一鑓三筋、一棒三本、一もしり二本、一天水桶五ツ右諸道具城主ヨリ渡シ置ク」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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