小森玄良(読み)こもりげんりょう

精選版 日本国語大辞典 「小森玄良」の意味・読み・例文・類語

こもり‐げんりょう【小森玄良】

江戸後期の蘭医。本姓大橋。名は吉啓、のち任。号桃塢(とうう)美濃の人。海上随鴎(うなかみずいおう)に師事し、京都開業。のち宮中の縫殿寮にはいり、皇女欽宮(はやみや)診療をした。著に「蘭方枢機」「病因精義」など。天保一三年(一八四二)没。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小森玄良」の解説

小森玄良 こもり-げんりょう

小森桃塢(こもり-とうう)

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世界大百科事典(旧版)内の小森玄良の言及

【メランコリー】より

…人間の基本的な感情の一種で,日本語でいえば〈憂鬱(ゆううつ)〉または〈悲哀〉にあたる。もとは古代ギリシア・ローマで医学用語として使われたのが始まりで,この伝統は二千数百年後の今日も精神医学の分野でなお受け継がれており,その限りでは〈鬱病〉というふうに意味がせばまる。ギリシア語のメライナmelainaまたはメランmelan(黒い)とコレcholē(胆汁)の合成からなることでもわかるように,体液のなかで黒胆汁が過剰になるのがこの病で,ギリシア語ではメランコリアmelancholiaと呼ばれた。…

※「小森玄良」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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