百科事典マイペディア「縫殿寮」の解説
縫殿寮【ぬいどのりょう】
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…しかし《延喜式》には染色の制度,工程,染法,染料などのほか,装束の用布などがかなり詳しく記されており,この時代の染色を知る重要な手がかりとなっている。制度は前代の養老律令をほぼ踏襲しており,染色は主として,平安遷都に際して新設された中務省の内蔵寮(くらりよう)や縫殿寮(ぬいどのりよう)で処理されていたと思われる。縫殿寮の定員18人中には6人の染手が,また内蔵寮の作手定員33人のなかには,夾纈手2,﨟纈手2,繧繝手2,焼灰4,採黄櫨(きはじ)1,計11人もの染色技術者が含まれており,別に染手5人がこの寮に属していた。…
…礼冠の紐,位袋(いたい)(親王・諸王および初位以上の諸臣の朝服に着けた袋のことで,袋の色,紐の色およびその結び方によって位階が表された)が階級識別のために用いられた。この時代には渡来品だけでは足りず,やがて国内でも中央組織の中に渡来人を長にして紐づくりの組織(中務(なかつかさ)省縫殿(ぬいどの)寮)が設けられた。平安時代に入ると唐の製紐技術をよく消化して,クリーム色や古代紫など淡色で優雅な国産の紐がつくられるようになった。…
※「縫殿寮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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