小止無(読み)おやみない

精選版 日本国語大辞典 「小止無」の意味・読み・例文・類語

おやみ‐な・い をやみ‥【小止無】

〘形口〙 をやみな・し 〘形ク〙 雨や雪などの降り続くさまが少しの止み間もない。また、物事が引き続いて、少しもやむ時がない。間断ない。
源氏(1001‐14頃)明石「ただ、例の雨の、をやみなく降りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android