小沢山(読み)コダクサン

デジタル大辞泉 「小沢山」の意味・読み・例文・類語

こ‐だくさん【小沢山】

[形動ナリ]多いことを卑しんでいう語。たくさんそう。
「なんぢゃ、―に三貫目。三匁もおぢゃらぬ」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小沢山」の意味・読み・例文・類語

こ‐だくさん【小沢山】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) たくさんなことを卑しめ憎んでいう語。たくさんそう。
    1. [初出の実例]「何ぢゃこだくさんに三貫目、三匁もおぢゃらぬ」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android