小牧御厨(読み)こまきのみくりや

日本歴史地名大系 「小牧御厨」の解説

小牧御厨
こまきのみくりや

大江おおえの字小牧付近か。「神鳳鈔」に小牧御厨とみえ、御巫清直本「神鳳鈔」によれば伊勢内宮領であった。年月日未詳の平田寺領坪付(平田寺文書)の畠分坪付には合せて三反一丈の小牧馬場が記され、建武四年(一三三七)一〇月三日臨済宗平田へいでん寺の塔頭霊松れいしよう庵に寄進されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android