小脇差(読み)コワキザシ

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精選版 日本国語大辞典 「小脇差」の意味・読み・例文・類語

こ‐わきざし【小脇差】

  1. 〘 名詞 〙 短い脇差。
    1. [初出の実例]「つめ座にて、小脇指(コワキザシ)をもって利を得たる者は、小脇指をすき候」(出典甲陽軍鑑(17C初)品一五)

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世界大百科事典(旧版)内の小脇差の言及

【脇指】より

…室町時代末期以降,打刀(うちがたな)が盛行すると,打刀拵(こしらえ)と同形式の短い拵を添えるようになり,これが江戸時代に入って大小となって,大を刀,小を脇指というようになった。また刀身をいう場合は長さ1尺(30cm)以上,2尺以下のものをいい,特に1尺8,9寸のものは長脇指,1尺2,3寸のものを小脇指と称した。一般に脇指は鎬造(しのぎづくり),平造(ひらづくり)が多い。…

※「小脇差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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