小谷内村(読み)こやちむら

日本歴史地名大系 「小谷内村」の解説

小谷内村
こやちむら

[現在地名]栄町帯織おぴおり

帯織村の南、嵐南平野部の自然堤防上に開けた村で、東は前谷内まえやち村、西は山口やまぐち新田と接する。慶長一〇年(一六〇五)新発田藩の給知方村々高目録(新発田市史資料)には毛付一〇四石三斗余・荒三一石二斗余とある。安永六年(一七七七)の大面組郷帳(榎本善一郎氏文書)によると、田六町六反余・畑三町六反余、定納石五二石二斗余、山直銀八匁七分九厘・野直銀八五二文、家数一一(本家四・名子家三・間脇家四)・人数六一、御蝋実二六〇匁、漆木二四、橋三、用水樋(帯織村立会)一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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