小野 鵞堂(読み)オノ ガドウ

20世紀日本人名事典 「小野 鵞堂」の解説

小野 鵞堂
オノ ガドウ

明治・大正期の書家 女子学習院教授。



生年
文久2年2月11日(1862年)

没年
大正11(1922)年12月6日

出生地
駿河国藤枝(静岡県藤枝市)

出身地
千葉県

本名
小野 〓之助(オノ カンノスケ)

別名
別号=斯華廼舎(コノハナノヤ),二柳居(ニリュウキョ)

経歴
成瀬大域について漢学・書を学び、独自の書風“鵞道流”を創りあげた。明治24年華族女学校(後の女子学習院)で書道を講じ、東宮職御所御用掛を経て、女子学習院教授となる。中村春堂、伊藤芳雲らをその門下に輩出している。また33年書道研究の斯華会をおこし、雑誌「書道研究」を刊行して、書道の発展に力を尽した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「小野 鵞堂」の解説

小野 鵞堂 (おの がどう)

生年月日:1862年2月11日
明治時代;大正時代の書家。大蔵省書記;東宮御用掛
1922年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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