小阿地村(読み)こあじむら

日本歴史地名大系 「小阿地村」の解説

小阿地村
こあじむら

[現在地名]秋田市四ッ小屋小阿地

四ッ小屋村の東、小阿地台地西端の台地下に位置する。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に目長田村の内小阿地村とみえる。元禄一五年(一七〇二)の出羽国秋田領変地其外相改候目録(県立秋田図書館蔵)には「高岡村・小阿地村、右二ケ村古絵図ニ無高ニ郷形御座候、今度相改申候所ニ高出申候ニ付新絵図ニ記申候」とある。

享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に一四軒とあり、文化(一八〇四―一八)頃の「六郡郷村誌略」には「高百五十六石七斗元百六十五石九斗余と云、免五ツ五歩、田水岩見川、家居二十戸、人百口、馬二十六頭、村中林有、業は諸物他村の如く久保田にひさく」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android