尻釘(読み)しりくぎ

精選版 日本国語大辞典 「尻釘」の意味・読み・例文・類語

しり‐くぎ【尻釘】

〘名〙 最後に打つ釘。転じて、念押しをすること。だめを押すこと。
浮世草子・真実伊勢物語(1690)二「こなたお心がかはりましたら、あの井戸へはまりますと、いやいはせぬしりくぎをうちける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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