属地法(読み)ゾクチホウ

デジタル大辞泉 「属地法」の意味・読み・例文・類語

ぞくち‐ほう〔‐ハフ〕【属地法】

国際私法上、人ではなく場所基準にして適用される法律

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精選版 日本国語大辞典 「属地法」の意味・読み・例文・類語

ぞくち‐ほう‥ハフ【属地法】

  1. 〘 名詞 〙 国際私法において、法廷所在地、物の所在地、行為の発生地の属する国の法律をいう。

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世界大百科事典(旧版)内の属地法の言及

【属地法主義】より

…現代においても〈特定国家の領域内では原則としてその国家の領域法が妥当する〉,という意味ではこのような考え方が残存している。しかし厳格な属地法主義は,各領域間の交流の増大とともに克服され,現在では法の属地性の概念の多義性に応じて,主として次の二つの意味で問題とされる。(1)属人法に対する意味での属地法として用いられる場合である。…

※「属地法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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