山屋遺跡群(読み)やまやいせきぐん

日本歴史地名大系 「山屋遺跡群」の解説

山屋遺跡群
やまやいせきぐん

[現在地名]新庄市金沢 山屋

東方から張出した標高一三五メートルの丘陵上にあり、数ヵ所の散布地点で、旧石器時代から縄文時代にわたる石器・土器が採集されている。この山屋地区全体の遺跡群の呼称である。なかに黒曜石製の小型ナイフ形石器が存在し、確認の当初から注目されてきた。ほかに北海道の峠下型に類する細石刃核・細身の両面調整尖頭器・小型掻器がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android