日本歴史地名大系 「山梨子郷」の解説 山梨子郷やまなしごう 山梨県:山梨市山梨子郷「和名抄」の山梨郡山梨郷の郷名を継承する中世の郷。延文二年(一三五七)六月一〇日、隆鑁が「甲斐国山梨子郷立河常住院」において瑜祇経拾古抄上の書写を終えた(「瑜祇経拾古抄上奥書」常陸六蔵寺蔵)。常住院は現存しない。現春日居(かすがい)町立川(たちかわ)には平安時代後期の作とされる丈六の木造不動如来坐像が残り、通称立川不動とよばれるが、かつての寺名などは伝えられていない。あるいは関係するか。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by