山田龍城(読み)ヤマダ リュウジョウ

20世紀日本人名事典 「山田龍城」の解説

山田 龍城
ヤマダ リュウジョウ

大正・昭和期の仏教学者 武蔵野女子大学学長。



生年
明治28(1895)年10月24日

没年
昭和54(1979)年1月18日

出生地
岐阜県

学歴〔年〕
東京帝大文学部哲学科〔大正10年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和22年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞「西蔵撰述仏典目録」

経歴
大正13年浄土真宗本願寺派よりフランス留学を命じられる。15年龍谷大教授、昭和9年東北帝大教授となる。のち武蔵野女子短大学長を経て、44年武蔵野女子大学長、47年辞任。またフランス語仏教百科全書「法宝義林」編集責任者を務めた。41年仏典研究資料を英語、ドイツ語、イタリア語など各国語に訳した。著書に「大乗仏教成立論序説」「梵語仏典の諸文献―大乗仏教成立論序説・資料編」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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