日本学士院賞(読み)ニホンガクシインショウ

デジタル大辞泉 「日本学士院賞」の意味・読み・例文・類語

にほんがくしいん‐しょう〔ニホンガクシヰンシヤウ〕【日本学士院賞】

日本学士院が学術研究を奨励するために、すぐれた研究・論文著書に対して毎年1回授与する賞。明治45年(1912)帝国学士院賞として創設、昭和23年(1948)より現名称。→恩賜賞おんししょう

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本学士院賞」の意味・わかりやすい解説

日本学士院賞
にっぽんがくしいんしょう

学術上とくに優れた論文、著書その他の研究業績に対して日本学士院が授与する賞。学士院賞とも。1911年(明治44)創設。毎年8~10人程度が選ばれ、とくに優れた研究には皇室の下賜金に基づいた恩賜賞が授与される。第37回(1947年)までは帝国学士院が授与し、名称も「帝国学士院賞」であった。

 日本学士院は、学術上功績顕著な科学者を顕彰するための機関である。1879年(明治12)創設の東京学士会院前身とし、1906年(明治39)に帝国学士院に改組。第二次世界大戦後の1947年(昭和22)に日本学士院に改称した。

[佐滝剛弘]

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百科事典マイペディア 「日本学士院賞」の意味・わかりやすい解説

日本学士院賞【にほんがくしいんしょう】

日本学士院が毎年,すぐれた学問上の業績を表彰するために授与する賞。1911年創設。日本学士院賞と天皇の下賜金から出される日本学士院恩賜賞,1988年創設の日本学士院エディンバラ公賞がある。
→関連項目伊藤清

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