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岐阜和傘

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

岐阜和傘

岐阜市歴史博物館長の藪下浩さん(67)によると、江戸時代前期の1639(寛永16)年、金右衛門という傘屋が現在の兵庫県明石市から来たとの史料がある。江戸後期に加納藩主の永井氏が財政再建のため、下級武士の内職として和傘づくりを奨励し、地場産業として確立。その後の需要の急増で高度に分業化し、大量生産を可能にした。最盛期の1948年、年間生産量は800万本に達し、約5万人が従事した。岐阜和傘振興会の前会長藤沢健一さんは加納地区での現在の生産量を「1万本に届かない」とみている。

(2014-03-24 朝日新聞 朝刊 岐阜全県 1地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

岐阜和傘[提灯・和傘]
ぎふわがさ

東海地方、岐阜県地域ブランド
岐阜市で製作されている。江戸時代中期の1750(寛延3)年頃、加納藩主が下級武士の生活を救うため、内職として和傘づくりを奨励したため産地が形成された。製造工程は細かく分業化される。骨師・つなぎ師・張師・仕上師など熟練の技術をもつ多くの職人たちの手を経、数ヶ月をかけて仕上げられる。岐阜県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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