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岐阜県 ぎふ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岐阜県
ぎふ

面積 1万621.17km2(境界未定)。人口 208万773(2010)。年降水量 1827.5mm(岐阜市)。年平均気温 15.8℃(岐阜市)。県庁所在地 岐阜市。県木 イチイ

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デジタル大辞泉の解説

ぎふ‐けん【岐阜県】

岐阜

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岐阜県〕岐阜〈県〉(ぎふ〈けん〉)


中部地方西部に位置する内陸県。
約8割を山地・丘陵地が占め、南西部の濃尾(のうび)平野に県の中心機能が集中する。森林・鉱物・水資源が豊富。南は愛知県・三重県、東は長野県、西は滋賀県・福井県・石川県、北は富山県に接する。県域は南部の美濃(みの)地方と北部の飛騨(ひだ)地方に大別される。隣接する愛知県尾張(おわり)地方と経済の一体化が進む。人口206万8942。面積1万621.17km2。人口密度194.79人/km2。管轄市町村は21市19町2村。県庁所在地は岐阜市。県花はレンゲソウ
歴史を見ると、多治見(たじみ)盆地の西坂遺跡をはじめ旧石器時代の遺跡が県内数ヵ所で発掘されている。縄文時代の遺跡は広く分布。弥生遺跡は中期以降のものが多い。大化(たいか)の改新後、美濃(みの)国と飛騨国が成立。美濃国西部は672年(天武(てんむ)天皇1)の壬申(じんしん)の乱の舞台となった。飛騨国の人々は東大寺など奈良の寺院建築の賦役に従事し、のちの飛騨工匠の礎ともなった。鎌倉時代、美濃国では清和源氏(せいわげんじ)の子孫が美濃源氏として定着し、このなかから台頭した土岐(とき)氏が南北朝時代から約200年間、守護として支配した。戦国時代に入り斎藤氏が土岐氏に代わるが、織田信長(おだのぶなが)に敗れる。江戸時代、幕府は戦略上の要地であった美濃を大垣(おおがき)藩など小藩領・幕府直轄領・旗本領に分割。江戸時代中期からは美濃紙・製陶・織物などの産業が発展した。飛騨国では重い年貢に対して大原(おおはら)騒動などの一揆(いっき)が頻発した。1871年(明治4)の廃藩置県を経て、美濃は岐阜県、飛騨は高山(たかやま)県となり、高山県は一時信濃(しなの)の筑摩(ちくま)県に合併されるが、1876年に岐阜県に編入され、現在の県域となった。2005年(平成17)の平成大合併に伴い、馬籠(まごめ)宿のある長野県木曽郡山口村を越県合併により中津川市に編入した。
地勢を見ると、北東部に飛騨山脈北アルプス)が、北西部に両白(りょうはく)山地が連なり、西部の伊吹(いぶき)山地に続く。飛騨山脈と両白山地の間には飛騨高地が広がる。南東部は木曽(きそ)山脈(中央アルプス)が美濃三河(みのみかわ)高原へと続く。南西部には鈴鹿(すずか)山脈・養老(ようろう)山地が延びる。長野県南西部から流れ出た木曽川は美濃三河高原北部を西流し、長良(ながら)川・揖斐(いび)川とともに愛知県境一帯に濃尾平野を形成する。飛騨高地からは宮(みや)川・庄(しょう)川などが北流し、日本海に注ぐ。気候は、飛騨高地北部は日本海岸式気候の北陸型、南部の濃尾平野太平洋岸式気候の東海型を示し、その中間は内陸中央高地型の気候を呈する。
産業は、農業では、全体に経営規模が小さく、第2種兼業農家の比率が高い。濃尾平野の輪中(わじゅう)地帯は稲作・畜産と野菜・花卉(かき)栽培などが盛ん。縁辺部では富有柿(ふゆうがき)や茶、高原地帯では夏秋トマト・ホウレンソウ・夏ダイコンなど高冷地野菜の栽培やウシの飼育が行われる。飛騨高地や両白山地の林業地帯ではヒノキ材を産出。工業は、軽工業主体から重化学工業への移行が進み、全産業に占める製造業の割合が高い。東濃(とうのう)地方は中京工業地帯をひかえ、また交通の要衝にあたるため、輸送用機器・電機・機械・金属・プラスチック工場などが立地する。多治見市は愛知県の瀬戸(せと)市とともに全国一の陶業地帯を形成、近年はセラミックスなど先端技術産業も進出。岐阜市・大垣市周辺は織布工場が立地し、アパレル産業化が進む。関(せき)市周辺は中世から刃物製造の一中心地で、洋食器など金属製品製造も盛ん。ほかに飛騨地方の木工・漆器製造、岐阜市の美濃和紙・岐阜和傘・岐阜提灯(ちょうちん)製造、多治見市・土岐(とき)市・瑞浪(みずなみ)市の美濃焼などの伝統工芸もある。鉱業では、高原(たかはら)川沿いの神岡(かみおか)鉱山が鉛・亜鉛の産出で知られていたが、富山県の神通(じんずう)川下流域でイタイイタイ病が発生して公害問題となり、その跡地の地下にニュートリノの巨大な観測装置であるスーパーカミオカンデが建設された。
観光では、飛騨山脈の中部山岳国立公園、白山一帯の白山国立公園はともに屈指の山岳景観を誇る。南西部には揖斐関ヶ原養老国定公園、中部には木曽川とその支流飛騨川の渓谷を中心に飛騨木曽川国定公園それぞれ特徴ある観光地を擁する。飛騨地方には下呂(げろ)温泉や奥飛騨温泉郷など特色ある温泉地も多い。近年は世界遺産(文化遺産)の白川(しらかわ)郷の合掌造り集落(白川郷・五箇山の合掌造り集落)が観光客に人気。1300年の歴史を誇る岐阜市の長良川鵜飼(うかい)をはじめ、伝統の祭りでは、京都の祇園祭、埼玉県秩父市の秩父夜祭とともに日本三大美祭の一つに数えられる高山市の高山祭り(高山祭の屋台行事)、徹夜おどりで知られる郡上(ぐじょう)市の郡上踊、裸祭の一つである飛騨市の古川祭(古川祭の起し太鼓・屋台行事)は有名。高山市江名子(えなこ)町には江名子バンドリの製作技術の民俗技術が継承されているほか、下呂市の下呂の田の神祭、本巣(もとす)市の真桑(まくわ)人形浄瑠璃、能郷の能・狂言、郡上市の長滝の延年、不破(ふわ)郡垂井(たるい)町の南宮の神事芸能などの民俗芸能も残り、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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