岡崎慎司(読み)おざきしんじ

知恵蔵mini 「岡崎慎司」の解説

岡崎慎司

サッカー選手。174センチ、76キロ。1986年4月16日、兵庫県宝塚市生まれ。小学2年生の時にサッカーを始める。滝川第二高校に進学し、全国大会に出場。高校を卒業した2005年、清水エスパルス入団。08年には10得点を挙げエースとして注目されるようになった。同年の北京五輪では日本代表として出場。09年にはJリーグベストイレブンに選出され、優秀新人賞を獲得。また、08年には日本代表(A代表)に初選出され、09年、計16試合に出場し15得点を挙げて、国際サッカー歴史統計連盟により世界得点王に選出された。10年、11年も日本代表となり、11年1月7日には自身3度目となるハットトリックを決めた。同年1月、ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」のクラブ「VfBシュトゥットガルト」に、推定年俸130万ユーロ(3年半契約)で移籍。同年2月、UEFAヨーロッパリーグにデビュー。同年5月、ブンデスリーガでの初ゴールを決める。13年2月6日、日本代表として通産30ゴールを歴代最速で達成。同年6月24日現在、日本代表史上4位となる35ゴールを決めている。

(2013-6-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「岡崎慎司」の意味・わかりやすい解説

岡崎慎司
おかざきしんじ
(1986― )

プロサッカー選手。フォワードFW)。4月16日、兵庫県生まれ。滝川二高―清水エスパルス―VfBシュトゥットガルト(ドイツ)―FSVマインツ05(ドイツ)。Jリーグ初出場は2005年(平成17)12月3日、サンフレッチェ広島戦。国際Aマッチ初出場は2008年10月9日、UAE戦。U23(23歳以下)日本代表として2008年オリンピック北京大会に出場した。2010年ワールドカップ南アフリカ大会、2014年ワールドカップ・ブラジル大会の日本代表選手。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡崎慎司」の解説

岡崎慎司 おかざき-しんじ

1986- 平成時代のプロサッカー選手。
昭和61年4月16日生まれ。ポジションはFW。平成17年清水エスパルス入団。19年U-22,20年U-23の日本代表となり,北京五輪に出場。同年A代表となり,キリンチャレンジカップのアラブ首長国連邦戦で国際Aマッチ初出場,翌年はAマッチ16試合に出場して15得点をあげた。ゴール前のダイビングヘッドが得意。21年Jリーグ・ベストイレブン。22年FIFAワールドカップ(南アフリカ大会)の日本代表にえらばれ,全4試合に途中出場。グループリーグのデンマーク戦で1得点をあげた。23年ドイツのVfBシュツットガルトに,25年1.FSVマインツ05に移籍。26年FIFAワールドカップ(ブラジル大会)の日本代表にえらばれる。27年イギリスのレスター・シティFCに移籍。兵庫県出身。滝川第二高卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android