清水エスパルス(読み)シミズエスパルス

デジタル大辞泉 「清水エスパルス」の意味・読み・例文・類語

しみず‐エスパルス〔しみづ‐〕【清水エスパルス】

日本プロサッカーリーグクラブチームの一。ホームタウン静岡市。平成3年(1991)設立。平成5年(1993)のJリーグ発足時から参加。
[補説]「エスパルス」は清水清水市、平成15年(2003)に静岡市に合併)・静岡・サッカー頭文字のSと、英語心臓鼓動(pulse)をあわせた造語

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共同通信ニュース用語解説 「清水エスパルス」の解説

清水エスパルス

Jリーグ開幕に合わせて、親会社を持たない唯一の市民クラブとして発足。ヤマザキナビスコ・カップと天皇杯全日本選手権はともに優勝1度、準優勝が4度ある。昨季J1で年間17位に沈み、初めてJ2に降格した。チーム名はサッカー、清水、静岡の頭文字Sと、英語で心臓の鼓動を意味するパルスを組み合わせた造語。本拠地はIAIスタジアム日本平。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「清水エスパルス」の意味・わかりやすい解説

清水エスパルス
しみずえすぱるす

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はSHIMIZU S-PULSE。法人名は「株式会社エスパルス」。静岡市をホームタウンとし、静岡県を活動区域とする。ホームスタジアムはアウトソーシングスタジアム日本平(収容人員2万0399)。チーム名エスパルス(S-PULSE)とは、「サッカー、清水、静岡」の頭文字Sと、英語で「心臓の鼓動」を意味するパルス(PULSE)を組み合わせた造語。クラブマスコットの愛称は「パル」。チームとサポーターを結ぶ「友達(パル)」から名づけられた。クラブカラーはオレンジ。

 Jリーグ所属チームのなかで、数少ない日本サッカーリーグなどの母体をもたないチームである。まったく新しいチームでの出発となったが、サッカーの盛んな清水市(現、静岡市)のサッカー関係者の熱意が認められて、1991年(平成3)にJリーグ正会員となり、同年5月、地元企業や市民株主を募って株式会社エスラップ・コミュニケーションズを設立。その後、紆余(うよ)曲折を経て、1992年に清水FCエスパルスとして実質的なスタートを切った。Jリーグには1993年の開幕時から参加している。1995年清水エスパルスと改称、1998年に株式会社エスパルスが設立され、運営母体を移して現在に至る。

 獲得したおもなタイトルは、Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝1回(1996)、天皇杯優勝1回(2001)である(2010年5月現在)。

 過去に在籍した選手には、清水三羽烏(さんばがらす)とよばれた堀池巧(ほりいけたくみ)、長谷川健太、大榎克己(おおえのきかつみ)(いずれも1965― )のほか、マッサーロDaniele Massaro(1961― 、イタリア)、安貞桓(アンジョンファン)(1976― 、韓国)、澤登正朗(さわのぼりまさあき)(1970― )、三都主(さんとす)アレサンドロ(1977― )、戸田和幸(とだかずゆき)(1977― )らがいる。

[中倉一志]

『田中孝一著『清水エスパルス 新たなる挑戦』(1998・TOKYO FM出版)』

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デジタル大辞泉プラス 「清水エスパルス」の解説

清水エスパルス

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。1993年に加盟。静岡県を活動区域とする。

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とっさの日本語便利帳 「清水エスパルス」の解説

清水エスパルス

「サッカー」「清水」「静岡」の頭文字と、英語で「心臓の鼓動」(胸の高鳴りとチームスピリットを表現)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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