岸の司(読み)きしのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「岸の司」の意味・読み・例文・類語

きし【岸】 の 司(つかさ)

  1. ( 「つかさ」は、小高く土の盛り上がっている所の意 ) 岸の高くなっている所。きしづかさ。
    1. [初出の実例]「佐保川の涯之官(きしのつかさ)のしばな刈りそねありつつも春し来たらば立ち隠るがね」(出典万葉集(8C後)四・五二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 佐保川 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android