崇興寺双塔(読み)すうこうじそうとう(その他表記)Chong-yu-si shuang-ta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「崇興寺双塔」の意味・わかりやすい解説

崇興寺双塔
すうこうじそうとう
Chong-yu-si shuang-ta

中国,遼寧省北鎮県県城内にある2基の 塼塔 (せんとう。煉瓦造の塔) 。崇興寺は遼代頃の創建と考えられ,昔は遼西と遼東との間の交通の要所に位置していた。寺内建物はほとんど清代のもので,東西の両塔は 塼築でともに八角十三重屋根,全高約 39m。保存がよく細部まで完備しており,遼代末期を下らない頃の作であろう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む