崩れ掛る(読み)クズレカカル

デジタル大辞泉 「崩れ掛る」の意味・読み・例文・類語

くずれ‐かか・る〔くづれ‐〕【崩れ掛(か)る】

[動ラ五(四)]
崩れはじめる。今にも崩れようとする。「城壁が―・っている」
崩れて、他の物の上にのりかかる。「―・った壁の下敷きになる」

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関連語 自動詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「崩れ掛る」の意味・読み・例文・類語

くずれ‐かか・るくづれ‥【崩掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. くずれようとする状態になる。くずれはじめる。
    1. [初出の実例]「追手搦手二万余騎、崩(クツ)れ懸て引け共少も騒がず」(出典太平記(14C後)二九)
  3. くずれて他のものの上にのりかかる。くずれて寄りかかる。

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