巖焼(読み)いわおやき

精選版 日本国語大辞典 「巖焼」の意味・読み・例文・類語

いわお‐やきいはほ‥【巖焼】

  1. 〘 名詞 〙 石見国那賀郡長浜村(島根県浜田市)で、江戸時代文政一八一八‐三〇)頃に創ったと伝えられる焼物カメカニサルなどの動物をかたどった、いわゆる細工ものが主で、楽焼に近い軟質陶。長浜焼。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android