川上憲伸(読み)かわかみけんしん

知恵蔵mini 「川上憲伸」の解説

川上憲伸

日本のプロ野球選手でポジション投手。1975年6月22日、徳島県生まれ。身長179cm、体重90kg、右投右打。93年夏、徳島商業の投手・4番バッターとして夏の甲子園に出場し、ベスト8となる。その後、明治大学野球部での活躍を経て、98年にドラフト1位で中日ドラゴンズ入団。その年、14勝をあげて新人王を獲得。02年にはノーヒットノーランを達成。04年には17勝で最優秀選手と沢村賞に輝き、同球団のリーグ優勝に貢献した。06年、リーグ最多奪三振を記録。09年からは米大リーグのアトランタ・ブレーブスでプレーし、12年に中日ドラゴンズに復帰した。13年10月3日、同選手が来季構想から外れ、中日ドラゴンズより戦力外を通告されていたことが判明。球団からの引退試合の打診を受けたが、現役続行の可能性を模索しており、これを断った。10月3日時点で、他球団が獲得のための調査に乗り出していることが報道された。

(2013-10-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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