川柄(読み)カワカラ

デジタル大辞泉 「川柄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐から〔かは‐〕【川柄】

川のようす。川の性質
「山からし貴くあらし―しさやけくあらし」〈・三一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「川柄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐からかは‥【川柄】

  1. 〘 名詞 〙 川のようす。川の性質。
    1. [初出の実例]「み吉野の 吉野の宮は 山からし 貴くあらし 水可良(かはカラ)し さやけくあらし」(出典万葉集(8C後)三・三一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android