工官(読み)こうかん(その他表記)Gong-guan; Kung-kuan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「工官」の意味・わかりやすい解説

工官
こうかん
Gong-guan; Kung-kuan

古代中国において宮廷の御物や武器などをつくった官営工場。『周礼考工記』には木工,金工,皮工,色工,摩工などの 30工がみえるが,漢代には少府,水衡都尉などのもとに各種の官営直営工場と,河南成都,広漢などの 10郡県に工官が,斉の臨 淄などに三服官があった。後漢代にはおもに手工業品の税収を行なった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む