日本歴史地名大系 「左入村」の解説 左入村さにゆうむら 東京都:八王子市左入村[現在地名]八王子市左入町・暁町(あかつきちよう)三丁目・みつい台(みついだい)一―二丁目・中野山王(なかのさんのう)二丁目滝山(たきやま)村に隣接し、東は日光脇往還を隔てて宇津木(うつき)村に接する。村北部を谷地(やじ)川が東流する。古くは滝山村と称していたとされるが(元禄郷帳など)、また谷地村・永宿(えいしゆく)村(谷地村枝郷とも)・八日市(ようかいち)村・横山(よこやま)村とも密接なつながりがあったというので(天保郷帳など)、当村を含めたこれら諸村は前代以来滝山と称されていた一帯と考えられる。田園簿に佐入村とみえ、田八〇石余・畑一三〇石余で旗本西山領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by