巧偸(読み)こう(かう)とう

普及版 字通 「巧偸」の読み・字形・画数・意味

【巧偸】こう(かう)とう

たくみにぬすみとる。〔清波雑誌、五〕老米(はなは)だ書畫を好む。嘗(かつ)て人より古畫を借り、自ら臨搨(りんたふ)し、搨(うつ)し(をは)れば、せて眞贋本と之れを歸し、其れをして自ら擇ばしむるも、辨ずること(な)きなり。巧偸豪奪す。故に得る多しと爲す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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