
(こう)は曲刀の形。〔説文〕五上に「技なり」と技巧の意とし、工を亦声とする。工作についていう字であるが、巧言・巧笑など、人の言動に及ぼしていう。
・攷khuは同声。
は刻鑿に用いる曲刀で、彫刻などに用いる。工kongと声義が近く、字の構造からいえば功・攻と同構の字である。
▶・巧言▶・巧故▶・巧語▶・巧工▶・巧詐▶・巧策▶・巧思▶・巧辞▶・巧者▶・巧手▶・巧従▶・巧捷▶・巧匠▶・巧笑▶・巧心▶・巧臣▶・巧進▶・巧人▶・巧拙▶・巧説▶・巧舌▶・巧態▶・巧琢▶・巧遅▶・巧智▶・巧緻▶・巧偸▶・巧佞▶・巧発▶・巧抜▶・巧媚▶・巧敏▶・巧文▶・巧便▶・巧密▶・巧妙▶・巧冶▶・巧
▶・巧吏▶・巧麗▶・巧歴▶
巧・献巧・工巧・詐巧・才巧・讒巧・邪巧・手巧・精巧・繊巧・善巧・多巧・智巧・天巧・諂巧・佞巧・繁巧・弁巧・便巧・妙巧・目巧・利巧・麗巧・老巧・弄巧出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…このように工芸は,いく通りにも定義されてきたために,今日その概念はあいまいになっている。
[中国――工芸と巧]
〈工芸〉はもともと中国の言葉で,その文献上の初出は,現在知られているところでは,《旧唐書(くとうじよ)》閻立徳伝(えんりつとくでん)である。宋代の百科事典,《太平御覧(たいへいぎよらん)》の工芸の部によると,それは射(弓を射ること),御(馬を御すこと),書,数(算数),画,巧,そして囲碁などの勝負を争う各種遊戯,これらにかかわる広い範囲での技能のことであった。…
※「巧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...