巨勢川(読み)こせがわ

日本歴史地名大系 「巨勢川」の解説

巨勢川
こせがわ

曾我川の上流、御所市大字戸毛とうげ古瀬こせなどいわゆる巨勢谷の部分をさす。「大和志」は「戸毛渓」と記し、さらに上流を重阪川ともいう。「万葉集」巻七に

<資料は省略されています>

があり、「去来率去河」は奈良市を流れるいさ川をさす。しかし「万葉集」の古訓には、これを「コチコセカハ」と訓ずるものがあり、歌学書「五代集歌枕」は「こせがは」の項に右の歌を証歌としてあげる。すなわち異訓によって「巨勢野(歌枕)を流れる曾我川上流を連想したものであろう。また「万葉集」巻一二には

<資料は省略されています>

があり、能登瀬川の所在は未詳であるが、滋賀県坂田郡近江町大字能登瀬にあてる説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む