古瀬(読み)ふるせ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

古瀬
こせ

巨勢とも書く。奈良県御所(ごせ)市南東部、曽我(そが)川上流の巨勢谷(こせだに)一帯をいう。古代の豪族巨勢氏の本拠地と伝えられ、巨勢寺塔跡(国史跡)がある。古瀬の集落は紀州街道(古代巨勢道)沿いに発達した街村で、下市(しもいち)町へ通ずる下市街道の起点でもある。古瀬の西方には美しい円錐(えんすい)形の巨勢山(296メートル)があり、その南東中腹に巨勢山口(やまぐち)神社が鎮座する。[菊地一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の古瀬の言及

【アユ(鮎)】より

…このような状態を〈さびる〉といい,さびアユと呼ぶ。年魚の名のとおり,産卵が終わるとアユは死亡するが,水温の低いところに生息したものや餌が十分とれず成熟しなかった一部は越年することもあり,〈越年アユ〉または〈古瀬(ふるせ)〉などと呼ばれる。 琵琶湖,本栖湖などには陸封されて生息するアユがいるが,湖にとどまっている間は体長が10cm以上にならずコアユと呼ばれている。…

※「古瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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