差し放つ(読み)サシハナツ

デジタル大辞泉 「差し放つ」の意味・読み・例文・類語

さし‐はな・つ【差し放つ】

[動タ四]無関係なものとして放っておく。捨ておく。
「この人々を―・ちて、えあるまじきがはづかしさに」〈浜松・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し放つ」の意味・読み・例文・類語

さし‐はな・つ【差放】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 ) 間を離す。遠ざける。無関係なものとして扱う。
    1. [初出の実例]「もれずともえぞしりがたみふるあめのみかさの山もさしはなちつつ」(出典:一条摂政集(961‐992頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む