差し歩む(読み)サシアユム

デジタル大辞泉 「差し歩む」の意味・読み・例文・類語

さし‐あゆ・む【差し歩む】

[動マ四]あるく。歩行する。
紅梅のただいま盛りなる下より―・みたるに」〈かげろふ・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し歩む」の意味・読み・例文・類語

さし‐あゆ・む【差歩】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 差し足で歩行する。落ち着いて歩を進める。
    1. [初出の実例]「こたみは、つつむことなく、さしあゆみて、ただいりにいれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android