差し歩む(読み)サシアユム

デジタル大辞泉 「差し歩む」の意味・読み・例文・類語

さし‐あゆ・む【差し歩む】

[動マ四]あるく。歩行する。
紅梅のただいま盛りなる下より―・みたるに」〈かげろふ・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「差し歩む」の意味・読み・例文・類語

さし‐あゆ・む【差歩】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 差し足で歩行する。落ち着いて歩を進める。
    1. [初出の実例]「こたみは、つつむことなく、さしあゆみて、ただいりにいれば」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

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