差竿(読み)さしざお

精選版 日本国語大辞典 「差竿」の意味・読み・例文・類語

さし‐ざお‥ざを【差竿】

  1. 〘 名詞 〙 小鳥をとるために長い棒の先に黐(もち)をからめた竿。鳥さし竿。さいとりざお。
    1. [初出の実例]「ほくそづきんきてさし竿を下げてありくは、巣立の雀をねらふのみとぞ」(出典:俳諧・類船集(1676)寸)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例