差覗(読み)さしのぞく

精選版 日本国語大辞典 「差覗」の意味・読み・例文・類語

さし‐のぞ・く【差覗】

[1] 〘他カ四〙 (「さし」は接頭語) のぞく。のぞいて見る。
大和(947‐957頃)一〇三「なほ尉の君に物きこえむといふ。さしのぞきてみればこの家の女なり」
[2] 〘自カ四〙 様子を見に立ち寄る。おとずれる。
蜻蛉(974頃)中「七日ばかりのひる、さしのぞきたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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