己が世世(読み)オノガヨヨ

デジタル大辞泉 「己が世世」の意味・読み・例文・類語

おの‐が‐よよ【己が世世】

夫婦または恋人が離別して、それぞれが別の生活をすること。
「―になりにければ、疎くなりにけり」〈伊勢二一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「己が世世」の意味・読み・例文・類語

おのが【己が】 世世(よよ)

(「世」は「男女の仲」の意) 男女が離別してそれぞれ別の生活を送ること。
伊勢物語(10C前)二一「をのが世々になりにければ、うとくなりにけり」

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