己形(読み)おのれなり

精選版 日本国語大辞典 「己形」の意味・読み・例文・類語

おのれ‐なり【己形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 自然のままであること。手を加えずそのままなさま。
    1. [初出の実例]「内はおのれなりにして、外は梨子地(なしぢ)に蒔(ま)きて、いそなりにめをさしたり」(出典:寛永版曾我物語(南北朝頃)一)
  3. 自分にふさわしいこと。自分なり。
    1. [初出の実例]「顔気色をば、いかにもいかにもをのれなりにつくろはで(すぐに)もつべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む