己惚(読み)おのぼれ

精選版 日本国語大辞典 「己惚」の意味・読み・例文・類語

おの‐ぼれ【己惚】

  1. 〘 名詞 〙 うぬぼれ。
    1. [初出の実例]「すげなくすれば己惚(オノボレ)が増長すると、蔭言をいはれる胸のくるしさも」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android