己惚(読み)おのぼれ

精選版 日本国語大辞典 「己惚」の意味・読み・例文・類語

おの‐ぼれ【己惚】

〘名〙 うぬぼれ。
人情本春色梅児誉美(1832‐33)後「すげなくすれば己惚(オノボレ)が増長すると、蔭言をいはれる胸のくるしさも」

おの‐ぼ・れる【己惚】

〘自ラ下一〙 うぬぼれる。
※人情本・春秋二季種(1844‐61頃)初「何だか自惚(オノボレ)たやうだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報