市河荘(読み)いちかわのしょう

百科事典マイペディア 「市河荘」の意味・わかりやすい解説

市河荘【いちかわのしょう】

甲斐国巨麻(こま)郡を中心に一部山梨郡・八代(やつしろ)郡に及んだ山城法勝院領荘園。現在の山梨県甲府盆地一帯に比定される。969年の田数約14町。甲府盆地の条里のうち巨麻郡9条4里の里名が〈市河里〉で,このあたりが荘の中心部であったとみられるが,1137年この地に鎌田荘が成立したため,市河荘の南辺であった現西八代郡市川大門町(現・市川三郷町)付近に荘域が限定されることになった。なお12世紀中ごろに源義清・清光父子が当荘に配流となって甲斐源氏の祖となった。

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