布鎌利右衛門新田(読み)ふかまりえもんしんでん

日本歴史地名大系 「布鎌利右衛門新田」の解説

布鎌利右衛門新田
ふかまりえもんしんでん

[現在地名]栄町三和みわ

布鎌太郎右衛門ふかまたろうえもん新田の東に位置。寛文六年(一六六六)開発の代官見立新田一五村のうち。同一一年の国手形寺請状改帳(吉植家文書)によると、布川ふかわ新田のうち当新田となる分への入植戸数八(出身地は武蔵栗橋領五・羽生領二、下総埴生郡一)。延宝元年(一六七三)の反別高入改帳写(栄町役場蔵)によれば上畑・中畑・下畑ともに二町三反余、屋敷一反余、名請人数六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android