帆掛ける(読み)ほかける

精選版 日本国語大辞典 「帆掛ける」の意味・読み・例文・類語

ほ‐か・ける【帆掛】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
  2. 帆を張る。風に乗って走る。すいすいと進む。
    1. [初出の実例]「走にも道のはかこそ行やらね 帆かけし舟に塩やむくらん〈一正〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)
  3. あわてて逃げ出す。尻に帆を掛ける。帆をかける。
    1. [初出の実例]「追手に帆掛(ホカケ)て走る舩蒸気の車の」(出典:寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞〉七号)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む